発売から20年以上が経っても、ツアープロからアマチュアまで圧倒的な支持を集め続ける「ホワイトホットOG」。
その理由は、柔らかくも芯のある打感、どんなグリーンでも距離感が狂いにくい再現性、そして構えた瞬間に感じる安心感にあります。
本記事では、プロが実際に使用するモデルの一覧から、各モデルの特徴、他ブランドとの比較、そして購入・メンテナンスのポイントまでを徹底的に解説。
あなたのストロークタイプにぴったりの“結果で選ぶパター”が、きっと見つかります。
これを読めば、ホワイトホットOGがなぜ“今もプロが使う名器”なのかが、はっきり理解できるはずです。
ホワイトホットOGとは?プロが今も選ぶ理由
「ホワイトホットOG」は、オデッセイの中でも“伝説”と呼ばれるホワイトホット・インサートを復刻したパターシリーズです。
誕生から20年以上が経つ今も、世界中のツアープロや上級者が現役で使用しており、まさに“打感で選ばれるパター”の代表格です。
ここでは、その人気がなぜ続くのかを、開発の背景・打感性能・操作性の3つの視点から整理します。
名器復刻の背景と“OG”が意味するもの
初代ホワイトホットは、2000年前後に登場し、ボールのカバー素材から着想を得た「二層ウレタン・インサート」で一躍大ヒットしました。
フェースがボールを“包み込む”ような感触は、金属フェースにはない独特の柔らかさを実現し、以後20年以上にわたり支持を集めています。
復刻版であるホワイトホットOGは、当時と同じ配合のウレタンを使用しながら、ヘッド構造やバランスは現代仕様にアップデートされています。
シリーズ名の「OG」は“Original Gangster”の略で、“原点にして頂点”を意味する象徴的な言葉です。
つまり、単なるリメイクではなく、「今のツアーで結果を出せる原点回帰モデル」として位置づけられています。
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| フェース素材 | 二層ウレタン(オリジナル配合) |
| ボディ | ステンレス鋳造+ミーリング仕上げ |
| バランス調整 | アジャスタブル・ソールウェイト |
| シャフト | ストロークラボ仕様(カウンターバランス) |
ホワイトホットインサートの打感と転がり性能
ホワイトホットOGの最大の特徴は、インパクトの瞬間に感じる「吸いつくような柔らかさ」と「芯を外しても距離が落ちない安定感」です。
二層構造のウレタンは、ボールの初速を自然に整え、フェースに球が乗るような“球持ち感”を生み出します。
その結果、ショートパットではオーバーしにくく、ロングパットでは「振った分だけ転がる」再現性が得られます。
この打感の完成度は、ツアープロの間でも「他のどのフェースでも再現できない」と評されるほどです。
つまり、打感の心地よさと距離感の安定性を両立する“唯一無二のフェース”こそが、ホワイトホットOGの核となる魅力です。
| 比較項目 | ホワイトホットOG | 金属削り出しフェース |
|---|---|---|
| 打感 | 柔らかく球持ちが良い | 硬質で情報量が多い |
| 距離感の再現性 | 高い(ミスヒットに強い) | 低め(芯がシビア) |
| 打音 | 落ち着いた“コツッ”という音 | 高音で明瞭なフィードバック |
アマチュアにも通じる設計思想と操作性
ホワイトホットOGの魅力は、プロ仕様の精度を持ちながら、アマチュアにも扱いやすい点にあります。
ブレード型・マレット型・ネオマレット型と豊富なラインナップがあり、どの形状でも打感と距離感の“共通性”が保たれています。
また、ソールウェイトで重量を調整できるため、ストロークテンポやグリーンスピードに合わせた微調整が可能です。
ストロークラボシャフト搭載モデルでは、手元の安定感が増し、フェースの開閉を抑えてストローク全体をスムーズに保ちます。
このような設計思想により、“打ちやすさ”と“結果の再現性”を両立する設計が実現しています。
| 代表モデル | 特徴 | おすすめタイプ |
|---|---|---|
| #1(ブレード) | 操作性重視・アークストローク向け | フェースローテーションを使う人 |
| #5(小型マレット) | 安定性と操作性の中間 | オールラウンド型 |
| #7 / Rossie(マレット) | 直進性重視・高慣性モーメント | 真っすぐ打ちたい人 |
結果として、ホワイトホットOGは「柔らかい打感」「距離感の再現性」「構えた瞬間の安心感」をすべて備えた、“プロと同じ感覚で結果を出せるパター”として、今も選ばれ続けているのです。
ホワイトホットOGを使用するプロ一覧【2026年最新】
「ホワイトホットOG」は、最新モデルが続々登場する中でも、世界各地のツアーで今なお多くのプロに使用されているパターです。
ここでは、PGA・欧州ツアー・日本国内ツアーでの使用状況を中心に、どんなプロがどのモデルを使っているのか、そして使用傾向から見える特徴を紹介します。
PGA・欧州ツアーでの使用プロとモデル
2026年時点でも、AI-ONEシリーズなどの最新モデルに移行する選手が増える中、「打感重視」でOGを使い続けるプロも数多く存在します。
特にホワイトホットOG Rossieや#7を使用する選手は、ツアーでの安定したパフォーマンスを支えています。
| ツアー | 選手名 | 使用モデル | 備考 |
|---|---|---|---|
| PGAツアー | ジョン・ラーム | White Hot OG Rossie S | メジャー優勝時のセッティングにも採用 |
| PGAツアー | ブレンダン・トッド | White Hot OG Rossie | 安定したパッティング率で知られる |
| PGAツアー | サミ・バリマキ | White Hot OG 2-Ball | 2025年SG:Putting上位 |
| 欧州ツアー | K.J. チョイ | White Hot OG #7 | シニア全英OP優勝時も使用 |
| シニアツアー | ポードリック・ハリントン | White Hot OG #7 Bird | 高MOIモデルで安定感を重視 |
特筆すべきは、ラーム選手のRossie S使用継続です。
AI-ONEシリーズへ移行する選手が多い中でも、彼は「OGの打感でしか得られない距離感」を理由に再び戻しています。
これは、多くのプロがAI技術ではなく“感性”で選ぶとき、OGを手に取ることを意味しています。
国内男子・女子ツアーでの採用例
日本ツアーでは、特に女子選手の間でホワイトホットOGの人気が非常に高く、JLPGAツアーで最も勝利を挙げているパターシリーズのひとつとなっています。
| 選手名 | 使用モデル | 特徴・コメント |
|---|---|---|
| 山下美夢有 | White Hot OG 2-Ball Blade | 柔らかい打感とラインの出しやすさを高評価 |
| 西郷真央 | White Hot OG Rossie | フェース面の柔らかさがショートパットでの安心感を生む |
| 河本結 | White Hot OG Rossie S | グリーンの速さに合わせてロフト調整を実施 |
| 原英莉花 | White Hot OG Rossie S | 海外試合でもOGモデルを継続使用 |
| 藤田さいき | White Hot OG Rossie S | カスタム打音で自分好みの打感を実現 |
| 岩田寛 | White Hot OG 2-Ball Blade | 男子ツアーでも長期愛用を続ける |
日本女子ツアーでは、オデッセイ使用者の中でも特にOGシリーズが高いシェアを誇り、2022〜2025年の勝利数の中でも上位を占めています。
女子プロたちのコメントを総合すると、「ショートパットの安心感」「打音の柔らかさ」「距離感の安定性」が共通した理由として挙げられています。
特にRossieと2-Ball Bladeは、構えやすくミスヒットにも強い設計で、多くの女子プロに選ばれています。
プロの使用傾向に見るモデル別人気ランキング
ツアー使用状況や販売データを統合すると、プロの間での人気モデルはおおむね次の通りです。
| 順位 | モデル名 | 特徴 | 主な使用選手 |
|---|---|---|---|
| 1位 | Rossie / Rossie S | 構えやすく、操作性と安定性を両立 | 西郷真央、河本結、ジョン・ラーム |
| 2位 | 2-Ball Blade / 2-Ball OG | アライメントのしやすさと距離感の安定性 | 山下美夢有、岩田寛 |
| 3位 | #7 / #7S / #7 Bird | 高MOI設計で直進性が抜群 | K.J. チョイ、藤田さいき |
| 4位 | #1 / #1WS | 伝統的ブレード型で操作性重視 | 上級者・アークストローカー |
このランキングから見ても、プロが求めるのは「方向性の安定」と「柔らかい打感」の両立であることが分かります。
中でもRossie Sや2-Ball Bladeは、構えた瞬間の安心感と距離感の再現性の高さから、ツアーの現場でも多くの支持を集めています。
つまり、ホワイトホットOGは“ツアーでも通用する打感”を、一般ゴルファーがそのまま体験できる数少ないモデルだと言えるでしょう。
プロがホワイトホットOGを選ぶ3つの理由
ツアーの世界では、パター選びはスコアを左右する最重要要素です。
ホワイトホットOGは、最新テクノロジー全盛の時代でもプロが使い続ける数少ない“打感重視”モデルとして知られています。
ここでは、トッププレーヤーたちがOGを信頼する3つの理由を解説します。
理由①:「距離感の再現性」が高い
プロがパターを選ぶ上で最も重視するのは「どの状況でも同じ距離感を出せるか」です。
ホワイトホットOGは、二層構造のウレタンインサートによって、打点が多少ズレてもボールスピードがほとんど変化しません。
そのため、10mのロングパットでも、2mのショートパットでも“振った分だけ転がる”フィーリングが得られます。
海外レビューでは「3パットが減った」「距離感のズレがなくなった」といったコメントが多く見られます。
また、ストロークラボシャフトとの組み合わせによって、ストロークのテンポが安定し、フェースの開閉も抑えられます。
結果、プロが求める“再現性の高い距離感”を実現できるのがOG最大の強みです。
| 特徴 | 効果 |
|---|---|
| 二層ウレタン・インサート | ミスヒット時でも距離のバラつきを抑制 |
| ストロークラボ・シャフト | ストロークの安定化・テンポ一定化 |
| ヘッドバランス設計 | ロングパットでの距離感再現性向上 |
理由②:「打感の柔らかさ」がショートパットに強い
1〜2mのパットは、スコアを左右する“入れ頃外し頃”の距離です。
ホワイトホットOGの柔らかい打感は、この距離での「打ちすぎ」「跳ねすぎ」を防ぎ、安心してストロークできるのが特徴です。
芯で打ったときは“コツッ”という小気味よい打音が返り、フェース面のどこで当たったかも手に伝わるので、感覚的な修正もしやすいです。
日本女子ツアーでRossie Sを使うプロの多くは、「距離感のイメージが出しやすい」「音でタッチを作れる」と語っています。
柔らかいが曖昧ではない――この“芯のある柔らかさ”が、ショートパットでの自信につながっています。
“柔らかさ=曖昧さ”ではなく、“柔らかさ=再現性”であることこそ、ホワイトホットOGの真価です。
| 比較項目 | ホワイトホットOG | 削り出し系パター |
|---|---|---|
| 打感 | 柔らかくも芯が感じられる | 硬質で明確な手応え |
| 打音 | 低音で落ち着いた響き | 高音で反発が強い |
| ショートパットの安定性 | 高い(オーバーしにくい) | 中〜低(弾きが強い) |
理由③:「構えやすさ」と「安心感」がある
プロがホワイトホットOGを信頼するもう一つの理由が、構えた瞬間に感じる“安心感”です。
ヘッド形状やアライメント(目印の線やドット)が洗練されており、ストローク前に迷いが生まれにくい設計になっています。
特にRossieや#7などのマレット系モデルでは、ヘッド後方のボリューム感が強く、目標方向を明確に意識できます。
一方で、ブレード型の#1や#1WSは操作性が高く、繊細なタッチを求める上級者にも対応します。
つまり、“構えた瞬間に入るイメージが出る”設計が、ホワイトホットOGの最大の心理的メリットです。
| モデル | 特徴 | 構えやすさ |
|---|---|---|
| #7 / #7 Bird | ツノ型で直進性が高い | 非常に高い(方向イメージが出しやすい) |
| Rossie / Rossie S | 丸型マレットで安定感抜群 | 高い(安心感重視) |
| #1 / #1WS | ブレード型で操作性重視 | 中(フィーリング派向け) |
この“構えやすさ+打感+距離感”の三拍子がそろった結果、ホワイトホットOGはプロ・アマ問わず「パッティングの不安を減らす」パターとして信頼されています。
プロたちは最先端モデルを試しながらも、結局OGに戻ることが多い――それこそが、“結果が出る道具”の証と言えるでしょう。
ホワイトホットOGのモデル別比較とおすすめ
ホワイトホットOGシリーズは、形状・打感・操作性の異なる複数モデルを展開しています。
ここでは、代表的なモデルの特徴を整理しながら、どのタイプのゴルファーに合うのかをわかりやすく比較します。
さらに、女性プロに人気のモデルや、最新Ai-ONEシリーズとの違いについても解説します。
代表モデル#1・#5・#7・Rossieの違い
まずは、OGシリーズの中心的存在である4モデルの特徴を整理しましょう。
ヘッド形状・打感・ストロークタイプごとの違いを把握すると、自分に合った一本を選びやすくなります。
| モデル | 形状 | 打感 | ストロークタイプ | おすすめプレーヤー |
|---|---|---|---|---|
| #1 / #1WS | ブレード型 | 柔らかく芯が明確 | アーク強め | 操作性を重視したい上級者 |
| #5 | 小型マレット | 中庸な打感 | ややストレート | ブレードとマレットの中間を求める人 |
| #7 / #7S / #7 Bird | ツノ型マレット | 安定感抜群 | ストレート〜中アーク | 方向性を重視する人 |
| Rossie / Rossie S | 半月型マレット | 柔らかく構えやすい | ストレート〜中アーク | 女子プロ使用率No.1モデル |
中でもRossieシリーズは、フェースバランスとサイズ感のバランスがよく、ショートパットで安心感があると高評価です。
一方、#1や#5は、ブレード派のゴルファーが“もう少しやさしさが欲しい”ときに選ばれる傾向があります。
女性プロ愛用モデルの特徴と選び方
日本女子ツアーでは、ホワイトホットOGがもっとも使用されているパターシリーズの一つです。
特にRossie系と2-Ball Bladeは、「距離感の出しやすさ」と「構えたときの安心感」で高い評価を得ています。
| 選手名 | 使用モデル | ポイント |
|---|---|---|
| 山下美夢有 | 2-Ball Blade | ラインに乗せやすく、構えやすい |
| 西郷真央 | Rossie | ソフトな打感でショートパットが安定 |
| 原英莉花 | Rossie S | スラントネックでアークストロークに対応 |
| 河本結 | Rossie S | グリーンに合わせたロフト調整が特徴 |
女性向けには、ヘッド重量や長さを調整した「ウィメンズ専用OG」も展開されています。
これらは、単に短尺化しただけでなく、女性のストロークテンポに合わせた総重量設計がされています。
小柄なプレーヤーでも自然にストロークできるのがOG女性モデルの強みです。
Ai-ONEや2-BALLとの比較で分かる進化点
2023年以降に登場した「Ai-ONE」シリーズは、AI設計によるフェース厚最適化構造で、オフセンターヒットの強さが進化しました。
では、ホワイトホットOGと何が違うのでしょうか。
| 項目 | White Hot OG | Ai-ONE |
|---|---|---|
| フェース素材 | 二層ウレタン(オリジナル配合) | アルミ+AI設計のWhite Hotウレタン表層 |
| 打感 | 非常にソフト・球持ちが長い | 柔らかいがやや反発強め |
| 距離感 | 自然でタッチが合わせやすい | 安定性が高く、直進性重視 |
| ターゲット | フィーリング派・打感重視 | テクノロジー派・安定性重視 |
つまり、「打感を楽しみたい人」はホワイトホットOG、「結果を数値で安定させたい人」はAi-ONEがおすすめです。
ただし、Ai-ONEにも表面素材としてWhite Hotウレタンが採用されており、両者の“血統”は共通しています。
どちらを選んでも“ホワイトホットのDNA”を感じられるのがオデッセイ最大の魅力です。
他ブランドとの徹底比較【スコッティキャメロン・PING・テーラーメイド】
パター市場では、オデッセイのホワイトホットOGに加え、スコッティキャメロン、PING、テーラーメイドといった名門ブランドも人気を集めています。
ここでは、それぞれの代表的モデルと比較しながら、ホワイトホットOGの“強み”を明確にしていきましょう。
ホワイトホットOGとスコッティキャメロンの違い
スコッティキャメロンは、精密削り出しによる303ステンレスの高級感と、情報量の多い打感が特徴です。
一方、ホワイトホットOGは「柔らかいのに芯がある」独特の感触で、距離感の再現性に優れています。
つまり、同じ“名器”でも、目指す方向性がまったく異なるのです。
| 比較項目 | ホワイトホットOG | スコッティキャメロン |
|---|---|---|
| フェース素材 | 二層ウレタンインサート | 303ステンレス(削り出し) |
| 打感 | 柔らかく包み込む感触 | やや硬めでフィードバックが明確 |
| 距離感 | 自然で安定感がある | 繊細なタッチが出せるがシビア |
| 価格帯 | 約2〜3万円台 | 約5〜6万円台(中古でも高値) |
キャメロンの打感は「精密で上級者好み」、OGの打感は「心地よく結果につながる」タイプです。
そのため、感性で距離感を出す人はキャメロン、安定して入れたい人はOGを選ぶ傾向があります。
PING・スパイダーとの打感・転がり比較
PINGとテーラーメイド・スパイダーは、どちらも「安定性重視」の設計ですが、打感の方向性が異なります。
PINGは中庸で金属感を残した“しっかり系”、スパイダーは高MOIで“ミスに強い系”の代表格です。
| ブランド | 打感 | 転がり | 寛容性 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ホワイトホットOG | 非常にソフト | スムーズな順回転 | 高(ミスヒットに強い) | 打感と距離感のバランスが優秀 |
| PING(Tyne/PLDなど) | 中間的で適度な硬さ | 溝構造で順回転を安定 | 高(モデルにより調整) | 打感と操作性のバランス重視 |
| テーラーメイド・スパイダー | やや硬めだが軽快 | 非常に直進性が高い | 非常に高(高MOI) | オートマチックにストロークできる |
スパイダーは「パターをストロークの軌道に任せたい」タイプに人気があります。
一方でホワイトホットOGは、ミスへの寛容性に加えて“打感の心地よさで距離感を作れる”唯一のモデルとして位置づけられます。
プロ・アマ別に見るブランド適性
最後に、それぞれのブランドがどんなプレーヤーに向いているかを整理してみましょう。
| ブランド | 向いているプレーヤー | 特徴キーワード |
|---|---|---|
| ホワイトホットOG(オデッセイ) | 打感と結果を両立したい中〜上級者 | 柔らかい・安定・構えやすい |
| スコッティキャメロン | 打感・音・フィードバックを最優先する上級者 | 精密・繊細・高反応 |
| PING | “硬すぎず柔らかすぎない”バランス派 | 中庸・実戦的・安定 |
| テーラーメイド・スパイダー | パターが苦手で方向性重視の人 | 直進性・寛容性・高MOI |
この比較から分かるように、ホワイトホットOGは「感性派」と「結果派」のちょうど中間に位置する存在です。
柔らかい打感を好みながらも、機能的な安定感を求めるプレーヤーにとって、最も扱いやすい選択肢と言えます。
“スコッティとスパイダーの間”を狙いたい人には、OGこそがベストバランスです。
ホワイトホットOGの購入・カスタム・メンテナンスガイド
ホワイトホットOGは、“名器の復刻”でありながら、現在も新品・中古ともに流通が豊富です。
この章では、購入時の価格相場からカスタムのコツ、長く使うためのメンテナンス方法までを解説します。
価格帯・重量・シャフト長の選び方
まずは、購入前に知っておきたい基本スペックと価格の目安を見ていきましょう。
2026年時点でも、新品・中古ともに人気が高く、入手しやすいのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 新品価格帯 | 約15,000〜25,000円前後(セール時) |
| 中古価格帯 | 約8,000〜15,000円(状態・モデルによる) |
| 標準ヘッド重量 | 約350g前後(#7 Birdは365g前後) |
| 推奨シャフト長 | 男性33〜34インチ/女性32〜33インチ |
シャフト長は“目の真下にボールが来る”構えが基準です。
小柄な方や前傾が深いストロークの場合、短め(32〜33インチ)を選ぶとテンポが安定します。
ストロークラボ搭載モデルはカウンターバランス設計のため、総重量は重くても振りやすいのが特徴です。
「重いけど振りやすい」感覚が、距離感の安定につながるポイントです。
グリップ交換で変わるフィーリング
ホワイトホットOGの純正グリップはやや細めのラバータイプですが、グリップを変えるだけで打感やテンポが大きく変化します。
自分のストローク傾向に合わせてカスタマイズするのがおすすめです。
| グリップタイプ | 特徴 | おすすめプレーヤー |
|---|---|---|
| 太め(SuperStroke系) | 手首の動きを抑え、ストロークを安定 | イップス気味・手が動きやすい人 |
| 細め(軽量タイプ) | ヘッドの重みを感じやすく、繊細なタッチ向け | フィーリング重視の上級者 |
| 重め(カウンターバランス系) | フォローがスムーズになり、テンポ安定 | ストロークが速くなりやすい人 |
グリップ交換は工賃込みで3,000円前後が相場です。
「もう少し打感を硬くしたい」「ヘッドを効かせたい」など、目的を伝えればショップで最適なタイプを提案してもらえます。
まずはグリップ交換から始めるのが、最も効果的な“第一歩のカスタム”です。
長く使うためのメンテナンスポイント
ホワイトホットOGは耐久性にも優れていますが、インサート素材を長持ちさせるには、日常のケアが欠かせません。
以下のポイントを押さえておけば、数年単位で安定した打感を保てます。
| メンテ項目 | 方法・ポイント |
|---|---|
| フェース清掃 | ラウンド後に柔らかい布で拭き、砂や芝を残さない |
| カバー使用 | ヘッド同士の接触を防ぎ、インサートを保護 |
| ソールウェイト | 緩みがないか定期的にチェック。トルクレンチで軽く締め直す |
| シャフト点検 | カーボンとスチールの接合部に割れやサビがないか確認 |
| ロフト・ライ調整 | 年1回、ショップで測定・微調整を推奨 |
特に、打感の変化はフェースの汚れやインサートの摩耗が原因になるため、こまめな清掃が最も大切です。
また、グリップやソールの交換を定期的に行えば、10年以上現役で使えるほどの耐久性があります。
中古購入時の注意点
中古市場では人気モデルが多く出回っていますが、選び方には注意が必要です。
- フェースのウレタン部分に割れや変色がないか確認
- ソールウェイトが純正であるか(社外品は打感が変わる)
- ストロークラボ・シャフトに傷や剥離がないか
- 純正カバー・グリップの有無を確認(再販価値にも影響)
特に「Rossie S」「2-Ball Blade」は人気が高いため、良品は早めに売り切れる傾向があります。
中古でも状態の良いOGは長く使えるため、見つけたら早めに確保しておくと良いでしょう。
“見つけたら即買い”が、ホワイトホットOGの鉄則です。
まとめ:ホワイトホットOGは「結果で選ぶ」パター
ホワイトホットOGは、20年以上にわたって世界中のプロ・上級者・アマチュアに支持され続ける名器です。
柔らかい打感・安定した距離感・構えやすさという3要素をバランスよく備え、最新モデルにも劣らない実戦性能を持っています。
ここで、ホワイトホットOGが支持され続ける理由をあらためて整理してみましょう。
| 評価項目 | OGシリーズの特徴 |
|---|---|
| 打感 | ウレタン特有の柔らかさと球持ちの良さ |
| 距離感 | ミスヒットに強く、再現性が高い |
| 方向性 | 構えた瞬間に安心感があり、ラインが出しやすい |
| モデル展開 | ブレードからマレットまで幅広く対応 |
| コスパ | 新品・中古ともに入手しやすく高性能 |
そしてもう一つ見逃せないのは、“ツアー実績に裏打ちされた信頼性”です。
特に日本女子ツアーでは、Rossieや2-Ball Bladeを中心に年間複数勝利を挙げるなど、実績に基づく評価が定着しています。
また、オデッセイの最新Ai-ONEシリーズにもホワイトホットのDNAが受け継がれており、その“打感の哲学”は今も中心にあります。
最後に、どのような人にホワイトホットOGが合うのかを整理しましょう。
| タイプ | おすすめモデル |
|---|---|
| 柔らかい打感とタッチ重視 | Rossie / Rossie S / #5 |
| 直進性と安定性を最優先 | #7 / #7 Bird / 2-Ball Blade |
| ブレード派で操作性重視 | #1 / #1WS / Double Wide |
| 女性・小柄な方 | ウィメンズOG(#5/#7/#1WS) |
どのモデルを選んでも、“ホワイトホットの打感”という共通の基準があるため、形状を変えても距離感が崩れにくいのが大きなメリットです。
「結果で選ぶ」なら、ホワイトホットOG。それが、プロとアマチュアの両方から愛され続ける理由です。
あなたのゴルフにおいても、ホワイトホットOGは「もう一度パットの感覚を取り戻す」最適な1本になるはずです。
